夢を育むお手伝い。    HOOK(フック) かんきょう 『協育』事務所へようこそ!!

HOOK(フック)とは、釣り針のことです。 子供たちが思い描く夢や希望を、 質の良い自然体験活動と、環境教育のワークショップなどを通じて育てることを支援させて戴きます。 大切な子供たちは、たくさんの人たちの「協力」があって健全に育ちます。 是非この『協育』に、お手伝い下さい。
 
2024/08/15 10:00:00|活動報告
やまなし少年海洋道中2024のご報告1(無事に帰還)

皆様おはようございます。

お盆休み中ですが、いかがお過ごしでしょうか!?
最終盤に台風7号台風が上陸―
そんな予報が出て居ります。

よりによってお盆かよ!!

きっと、
そんな思いで進路予想を注視されている事と、
お察し致しますよろよろ

この日に合せて、
旅行飛行機やレジャー車から、
戻って来られる方も多い事でしょう新幹線
交通の混乱や事故が起らない事を祈るばかりです。

さて、8月9日の深夜、
8泊9日の現地研修を終えて、

やまなし少年海洋道中の一行は、
無事に山梨に戻って参りました。

が、竹芝に着いた途端に、
指導者全員の携帯のアラームがけたたましく鳴って、
神奈川県内の地震の、第一報が流れました。

桟橋前広場の中央に移動して、
揺れに備えたのですが、

直前まで船船に揺られていたせいなのか、
我々が、大きな揺れを感じる事はありませんでした。

が、後の情報では、
神奈川県内で最大震度が、5強困った
東京23区内でも震度3だったそうで、
直ぐに中央道の一部区間に、
不通区間車NGが出ました。

その結果、道路が混雑し、
山梨県庁にバスが着いたのは、
なんと深夜の2時前ムンクでした。

それでも、全員が充実した表情をしていて、
でっかい体験を紡いでくれた事を実感・・・

今夜は、ゆっくり自宅で寝ろしよ〜

長い海洋道中の歴史の中で初めて、
バスの中での解団式となりました。

ワタクシの後頭部、疲れ切って居ります怒る
この後、背中で海洋道中のテーマソング
『愛のテーマ』の、大合唱を聴きました。

やっぱ、ええなあ幸せ 





 







2024/07/29 10:00:00|活動報告
今年もキープの森で「持ってる参加者」に恵まれて・・・

皆様、おはようございます。

ついに、パリオリンピックが始まりました。
にしても、テムズ川での、
雨中の開会式には、賛否両論ありそうですねスマイル

さてさて、
今日は、ちょいと前の活動について、
報告させて戴きますねグッド

タイトルに、
「今年も・・・」と、ある様に、
昨年に引き続いて、機会を戴いた活動です。

と、云うか、
今年で3年連続のオファー
本当に、有り難い限りです。

場所は、「キープの森で・・・」

ですから、
清里にあるキープ協会が管理する、
広大な森に流れる小さな川で行った、
水生生物観察会の報告です。

夏休み直前の3連休だった、7月13日〜15日。
この最初の土曜日(13日)と、
日曜日(14日)に、実施致しました。

山梨県が推進する「育水(いくすい)」事業の、
一環としての活動です。

「水辺の生きものと森」と、題したプログラムの、
講師をさせて戴きました。

今年も、『いきものみっけ隊』として、
隊長を、仰せつかりました。

ですが、この3連休は、
まだ梅雨が明けていなくって、
しかも前日は、終日の雨雨

加えて、気温も下がってしまって、
明日の晴天を、祈るばかりでした。

それでなくても標高の高いエリアですから、
雨なんか降れば、「ざぶざぶ」どころか、

「さぶいさぶい」と、クレームありそう・・・

なので、
もし明日も雨だったら、
温かい飲み物と、できればストーブとか、
用意して置いて欲しい―

本気で、提案しようと考えて居りました。

がっ、
今年の参加者の皆さんは、持ってましたねぇ!!
奇跡的に、活動中は殆ど雨に降られ事なく、

ワイルイドに、アクティブに、
ざぶざぶ川に入って活動できちゃいましたぁ

では、2日間のハイライトを紹介しますね。

13日の回―

前記の通り、
前日は終日の雨雨

川は水量多め。

なので、

今年は予め、
秘密兵器を、忍ばせて臨みました。

それは、ちょっと頑丈な手網です。

そして、川上りのセクションでは、
最後尾に下がって、

「いきもの」が、いそうなポイントを、
川底の小石ごと、底の土ごと、

落ち葉までも、
いっさいがっさい一緒に、
ガサガサしながら、
しれっと、川上りの列について行きました。

特に確認はしなかったのですが、
網の中では、何かいきもの達が、
うごめいて居りました。

そして、クライマックスの採集タイムの前に、
網から「いきもの達」を、
先に見つけてもらいました。

そして、
採れていた「いきもの」に、歓声も上がる中、
採り方のレクチャーを行ったところ、
色んなアイディアも出て来ましたョチョキ

さあ、
コツを共有したので、いざチャレンジ!!

ポイントの予想を付けては、
色んな方法でチャレンジ!!

直ぐに、「採れた〜!!」とか、

「うわっ、何だコレ!?」

などと、
あちこちで歓声が上がっていました。

この日は、モンカゲロウの幼虫が、
結構たくさん採れていました。

モンカゲロウは昆虫でありながら、
ほら、水の中をすいすい・・・

って、云う事は、エラで呼吸ができるって事。
なんだよね〜!!

背中でピラピラとせわしく動いているのが、
「エラ」なんだよ!!

その他にも、トビケラの幼虫も、
いっぱい見つかりましたよチョキ

ヤゴも、結構な数が採れていました。

それと、ゼリー状のカプセルに覆われた、
「何かの卵塊」を、
見つけてくれた子もいました。

自分も、何だか分からなくって、
その場では、それ以上は調べられませんでした悲しい

けれど、卵は命の塊だけに、
ちゃんと調べてあげたかったなあ・・・

そんなこんなで、1日目は終了

明日も予報は雨雨
けれど、午後から崩れるみたい・・・

なんとか、もってくれ〜!!

で、迎えた翌日14日の回―

案の定、朝からどんよりで、
今にも泣き出しそうな空模様・・・

それでも、
たくさんの参加者が集まって下さいました。

なので、可能な限り採取の時間を確保して、
降り出す前に、終えられたらいいね・・・。
と、昨日のふりかえりで、共有しました。

そこで、参加者同士が自己紹介する時間は、
全体ではカットして、
グループ毎に行う事としました。

オープニングセッションが済んだら、
早速、フィールドへ繰り出しました。

昨日以上に、ノリの良い皆さんで、
森に入る前にも、いきものを見つけます。

さて、2日の最大の目玉は、

なんと云っても、
オニヤンマの羽化の最中を、
全員で目撃できた事です。

発見者は、1年生の男の子
自分の「抜け殻」に、
しっかりと掴まって、
羽根を延ばしているところです。

左の写真、見て下さい。
ねっ、こんな素敵な偶然に遭遇できたなんて、
やっぱり、参加者さんが持ってるからですよね幸せ

オニヤンマ、ギンヤンマ・・・
ヤゴがいっぱい採れました。

ある男の子は、持って帰って羽化させたい―
って、云ってくれたので、
是非チャレンジしてみてと、
飼育のコツを伝授しました。

無事にトンボになれるといいね。

観察タイムでは、
しっかり細部まで観察してくれた子が
とっても、多かったです。

最後の『まなびの時間』では、

どうして、森と水辺がつながっているのか。

森の旧字も使って解説してみました。
雨が木立に降り注いで、土に浸み入る―

土は、その水を湛えて、蓄えて保水し、
やがて、それが小さな流れを作る。

その水は、森の栄養分を、
たくさん蓄えていて、
それを水辺の生きもの達が食べて命を繋ぐ・・・

清らかで、豊かな水。
それこそ、山梨県の宝ものです。

2日目の活動が終了後、
キープの森に、再び雨が降り注ぎました。

またこの水が、
新しい命を、育んでくれる事でしょう。

持ってる参加者の皆様に恵まれた、
素晴らしい2日間でした。

皆様、お疲れ様でした。
そして、本当にありがとうございました。







 







2024/04/15 10:00:00|お知らせ
いよいよ今年も始まりました!!(やまなし少年海洋道中2024)

皆様、おはようございます。

いやあ、すっかり春ですね〜ラブ
桜が咲いて、鳥鳥が鳴いて、
4月の中旬まで、桜がもってるのも、
ねえ、久しぶりですよグッド

ところで、
ついに、今年も始まりましたぁ!!

何が?って、
決まってるじゃあ、ありませんかびっくり

八丈島での長期自然体験事業、
『やまなし少年海洋道中2024』が、
いよいよ始まりました。

去る4月8日の月曜日―
第一回の、実行委員会が開催されました。

その席で、今年度の事業計画(案)が示され、
各地域の募集を担って戴く、実行委員の皆様に、
事業の告知と、参加者募集と取りまとめまでの、
スケジュールを共有致しました。

コロナ禍による2年間の中止を経て、
今年は、35周年のメモリアルイヤーとなります嬉しい

一方、物価高騰の波は、
ますます高く押し寄せて来ていて、
無事な遂行に向けては、様々な工夫も必要となります。
ご家庭にとっても、ご負担を賜る事にはなるでしょう。

ですがっ、
その波にぶつかっても尚、
このキャンプに参加する事で、
中学生達は、絶対に大きな成長を遂げるでしょう。
ご安心下さい。

八丈島の多くの人達が、
山梨の中学生がやって来る夏晴れを、
本当に、心待ちにしてくれています。

指導者も、全力で体験をサポート致します。
どうぞ安心して、ご参加戴きたいと思います。

この記事がUPされる週のどこかで、
お子様が、学校からチラシと募集要項を、
持って帰って来る事でしょう。

お子様が、「コレ、行きたい・・・」
って、保護者の皆様に伝えて来たら、

「頑張っておいで・・・」

と、是非とも背中を、押してあげて下さい。

中学生達を引っ張る大学生のリーダー達も、
順調に選考が進んで居ります。

今年の夏、
でっかい体験、一緒にするじゃんけスマイル







2024/02/27 10:00:00|その他
報告書が届きました2(八丈島より・・・)

皆様、おはようございます。
2月も、もうすぐ終わりです。

でも、閏年の今年は29日までありますから、
「逃げるのちょっと待って〜!!」って、
1日得した気分です幸せ

さて、先の投稿で、
昨年の海洋道中の報告書が届いた記事を、
紹介させて戴きました。

それに続いて、報告書が届いた第2弾を、
今日は、報告させて戴きますねグッド

その報告書は、
海洋道中と並行して開催されている、
『八丈町島外体験学習派遣事業感想文集』です。

八丈と山梨とで、紡いできた絆―
昨年の夏に島と八ヶ岳で、交流を重ねた日々について、
子ども達と指導者が、感想を寄せた文集です。

ちょっと凝った作りになっていて、
子ども達の感想文は、
自分で書いたものが、原稿用紙のまま載っています。

写真や寄せ書きもたくさんあって、
読み応えのある一冊です。

先ず驚いたのが、
今回の八丈側の団長でもあるO中学校の校長先生、
ボスの寄せて下さった感想文です。

それを拝読させて戴くと、
今回参加した子ども達との出会いから、
事業を通じて成長していく子ども達を見つめる、
あたたかい眼差しでした。

そのキャンプネームの通り、
ボスの名にふさわしい筋骨隆々で、
たくましい〜、お方です。

一見、怖そう・・・
に、見える先生なんですが、
本当にお優しい方なんです。

その愛情が文章から滲み出ていて、
たっぷり読ませて戴きました。

ボス、最高です!!

ロコ〜!!

更には、我らがすーさん、そしてキャサリン、
げんちゃん、よーぴー、
そして、32名の子ども達の感想文も、
とっても素敵でした。

そして全員が、
山梨の仲間達への感謝を綴って下さって居て、
こちらこそ感謝しています。

本当に本当に、ありがとうございました。

この山と島とを繋ぐ「ご縁」が、
これからも、ずっとずっと続きますように・・・

声を合せて叫びましょう!!

せ〜の、 ロコー
 







2024/02/25 10:00:00|活動報告
世界にひとつだけの・・・

皆様、おはようございます。
この3連休、いかがお過ごしですか?

今日はラストデーです。
また明日から、お仕事の方が殆どだと思いますので、
ゆっくり身体を休めて下さいネグッド

さて、
去る2月の15日の木曜日、

当方が春から授業のお手伝いをさせて戴いた、
押原小学校の5年生の総合的な学習の時間も、
この日が最後となりました。

最後の授業も外に出て、フィールドワーク―晴れ
そう思っていたところ、
前日に、「まとめの課題」として、
送らせて戴いた活動。

この活動を指導して戴けないか―
と、5年生の担当の先生からリクエストを賜りました。

授業当日は雨雨の予報もあったので、
「最後だし、もちろん大丈夫ですよチョキ」と、
1組、2組と、それぞれ取り組んでもらったのは、

『押杜の縦うた』です。
3学期の授業では、春を待ちわびる「いきものたち」の、
冬越しを見つけ、観察して、調べ学習にも取り組みました。

そして、
成果をアウトプットする「手段」として、
プロのカメラマンから「撮影技術」を、学んで、
たくさん撮った写真から、
とっておきの写真を選び出しました。

そこで、その写真に添える学校の自然への賛歌として、
一人にひとつづつの、『縦うた』を、
創作してもらおうと云う事にしました。

『縦うた』と、云うのは、
文字通り、縦方向に書くうた(詩)の事ですが、
ひとつルールがあります。

それは、予め一つのキーワードを決めておき、
そのキーワードの文字を一字づつ使って、
「詩」を、作る―。
そんな活動です。

そして、当方がみんなに考えてもらったのは、
「お・し・も・り(押杜)」と、云う言葉でした。

春から1年間、この学校の中にある、
ビオトープと、それを囲む学校林―
これが押杜です。

その「押杜」に、感謝の気持ちを込めて、
自由に、楽しく、創作して欲しい!!
そして、その『縦うた』も、
写真と一緒に添えて欲しいと・・・

小学生たちですから、
まだまだボキャブラリーには限りがありますが、
そこは、深く考えないで、
頭に使ってあればいいんだよって伝えながら、
授業を進めていきました。

楽しかった、難しかった?、暑かった、寒かった、
授業の色んな場面を思い起こしながら、
一生懸命に取り組んでくれました。

この授業の様子は押原小学校のブログにも、
授業当日にアップロードして下さって居りますので、

是非ご覧になってくださいね。
押原小学校公式ブログ (oshihara.blogspot.com)

2月15日『まとめの時期』と、云うタイトルです。

各クラスとも10分前に活動を止めてもらって、
当方から子ども達に、
お礼の言葉を伝えさせて戴きました。

3学期になって、凄く大人びた5年生達には、
既に、最上級生としての自覚が芽生えています。

だからこそ、出会いに感謝して、
色んな事にチャレンジ(体験)して欲しい事―
体験して気付いた事があったら、
どうしてかなって学んで(学習)みる事―

いっぱい感じて、気付ける人になって欲しいと、
伝えさせて戴きました。

もうすぐ弾けそうなサクラのつぼみも、
既に役目を終えたサザンカの花も、
寄り添うように咲いたスイセンの花も、
世界にひとつだけの花・・・

5年生の皆さん、
本当にありがとう!!

写真は、当方が押杜で撮影した、
花の数々を添えました。