夢を育むお手伝い。    HOOK(フック) かんきょう 『協育』事務所へようこそ!!

HOOK(フック)とは、釣り針のことです。 子供たちが思い描く夢や希望を、 質の良い自然体験活動と、環境教育のワークショップなどを通じて育てることを支援させて戴きます。 大切な子供たちは、たくさんの人たちの「協力」があって健全に育ちます。 是非この『協育』に、お手伝い下さい。
 
2022/08/24 10:00:00|活動報告
3年ぶりの海洋道中は無事に実施されました4 『海洋の日』

皆様おはようございます。

3年ぶりの海洋道中は、7泊8日―
従って、
例年よりも、駆け足で日々が過ぎていきます。

なので、上陸2日目が定着していた『交流の日』は、
6日目に繰り下がって、
『自主活動の日』が、カットされました。

そして、
例年上陸3日目の『海洋の日』が、
繰り上がった―。と、云う訳です。

『海洋の日』の目玉と云えば、
漁船に乗ってのクルージング体験。
島の漁業の一端を学ぶ、くさや工場の見学。

漁協のお母さん達が作って下さった、
超おいしいお昼ご飯を戴いてからの〜っ
しめのスノーケリング!!

こう云う流れで、
八丈の海を満喫していた訳ですが、

今年は、これも少し変更になりました。
クルージング船体験は、そのまま実施―
でも、ボランティアリーダーは乗っていません。

と、云うのも、翌日から始まる、
『八丈チャレンジウォーク』に向けて、
歩くルートを確認する、『下見』を、
裏で行う事にしたからです。

その下見に、リーダー達を案内したのが、
八丈の道を熟知したワタクシでした。

但し、歩くコースが異なるので、
2班づつ、島の担当の方が案内役の、
二手に分かれて、ルートリサーチ車
と、云う事にしたんです。

この『八丈チャレンジウォーク』と、
云うのも、再開するための隠し技―。
これについては、追って報告しますネグッド

なので、クルージングの様子は聴いただけ困った
神湊港でウミガメを見た―
とか、

トビウオが見れて楽しかった―
とか、
合流後に聴いた感想を並べてみました困った

更に、くさや工場の見学は、
原料となるムロアジ漁に出られず魚がない―
と、云う事で、こちらは「中止」

急きょ、底土周辺のゴミ拾いとなって、
でも、このゴミ拾いが、
聴いた話し、とっても盛り上がったんだと・・・

黙々とゴミを拾い集める子ども達は、
とっても真剣で、予想以上の集中力だったと・・・

そして、
これが、ウォークの後に行う事になった、
『環境教育プログラム』への、
良い引金になったみたいです。

このプログラムについても、
追って報告しますね〜!!

リーダーとワタクシが、本隊に合流したのは、
超おいしいお昼ご飯からです。

でも、コロナ禍の折、お弁当になって、
お母さん達のお話しが伺えなかったものの、
このお弁当が、ウマすぎましたラブ
だって、島寿司ですよ。ネタは、メダイ。
鉄板の美味しいネタです。

更に、島の岩海苔のお寿司も入っていて、
これが、バツグンにウマイラブ

胃袋を鷲づかみにされた、極上のお弁当でした。
お寿司のおかずとして付けて下さった、
ムロアジの唐揚げも、ウマかったなぁ美味しい

お母さん達の愛情で腹を満たした我々は、
午後から、いざスノーケリングです。

そしてそして、
このスノーケリングも、今回からは、
最強のサポーターの方々が、
協力して下さる事になったのです。

この最強サポーターの皆様については、
もいっこのブログで紹介してますので、
リンクをご確認くださいませ。

こんなところにタマンないデカいヤツがいた!! | 鯛損の「でっかい夢釣りあげよう!!」 (easymyweb.jp)

下見に同行していたので、
この間の写真カメラが、ございませんよろよろ

拠って、以前の海洋道中の、
海洋の日の写真から、イメージで貼ってみました。
ゴメンナサイ困った












 







2022/08/22 10:00:00|活動報告
3年ぶりの海洋道中は無事に実施されました3 開村の日

皆様おはようございます。

3年ぶりの海洋道中レポート―。
今日が3回目になりました。

そして、いよいよ本隊が八丈島に上陸
来るのも見るのも初めてな子ども達の目に、
八丈島は、どんな風に見えていたのかな?

これから数々の体験を重ねていく、
スタートの「開村の日」
例年と少し違うテントアップも、
初めての野外炊事も、
子ども達の頑張る姿を、ご覧下さい。

さて、
この日の先発隊の朝ご飯は、
昨夜、スーパーで買って来た菓子パン。

と、云うのも、
子ども達の朝ご飯も、パン二つなので、
それに合せた簡素メニュー。

昨日の美味しいブレックファストとは、
だいぶかけ離れますが、
今日からは、子ども達と生活を共にするのですから、
当たり前です自信まんまん

朝9時前、
先発隊の3人で、底土港にクルマを走らせます
お天気も、抜けるような空も最高です晴れ

するともうそこには、
島のスタッフの皆様が集結―チョキ
スタンバって下さっていました。

例年、八丈太鼓を打って、
上陸する観光客を迎える恒例のパフォーマンスは、
コロナ禍で中止になっちゃったんでしょうね。

ですが、島のスタッフの皆さんが、
「おじゃりやれ」の、横断幕を広げてくれましたラブ

子ども達を乗せた「橘丸」が、
黄色い船体を着岸させました。

タラップが乗降口に架けられて、
お揃いの帽子が見えて来ましたョ幸せ

「おはよー!!」
まだ眠そうな、船酔いの様な、子ども達に、
元気に朝のごあいさつスマイル

そのまま、涼しい橘丸の待合所で、
歓迎のセレモニーです。

島の教育委員会の課長さんから、
歓迎のお話しを戴きました。

続いて山梨の団長さんからも、
島への歓迎への感謝と、
これから始まる体験を充実させると、
誓いのメッセージがありました。

朝食の後は例年通り、
自分が先導して垂戸のベースキャンプへ。

各班の協議の元でテントサイトが決定すると、
一斉にテントアップがスタートしました。

タープから張って、
全体像を設計した班もあれば、
着実に、テント、タープ・・・と、
創り上げた班もありました。

その中で、指導者達も奮闘。
自分達のテントも建てなきゃいけませんから、
子ども達と一緒に頑張りました。

炎天下の中、
無事にテント村が立ち上がりました。
イエイチョキ

晩ご飯は、焼きそば。
初めてU字溝を使った感じは、まあまあかなスマイル

に、しても、薪がかたーいよろよろ
強い島の風に晒されている木ですから、
ハンパなく、ねじれてます。

それでも、初めての野外炊事は、
きっと強く子ども達の胸に残る事でしょう。

今夜も星が綺麗でしたが、
くたびれて、見上げる余裕はなかったかも・・・

さあ、明日からも頑張ろう!!

だって、明日は海が待ってるんだぜえ
 







2022/08/20 10:00:00|活動報告
3年ぶりの海洋道中は無事に実施されました2 先発隊奮闘

皆様おはようございます。
実は17日は、10日ぶりに子ども達が集まって、
八丈での体験の数々を振り返り、
山梨に来てくれている八丈の子ども達と、
再交流する『事後研修会』の日―
だったのです。

八丈島での交流については追って報告致しますが、
今日は、先発隊到着2日目の、
8月1日の、先発隊3人の奮闘ぶりを紹介します。

この朝、いつもは適当に済ます朝ご飯を、
ネットで見つけた気になるカフェに行って、
食べて来ました。

とっても素敵なこのカフェについては、
もいっこのブログで紹介していますので、
興味のある方は、読んでみて下さいませ。

さて、余りにも美味しい朝食を食べてしまった我々は、
テント生活が始まったBCに帰りたくなーい!!
と、云うのが本音ではありましたが、
我々のテント村を建てない訳にはいきません。

朝の9時ちょい前に、
島の担当の方達が続々と集まって下さって、

早速、本部テントから設営開始!!
手際よく、実にテキパキと、
あっという間に立ち上げました。

続いて食材を配布するテントも、設営!!
やっぱり人手って凄いのね〜自信まんまん

更に発電機が濡れない様にするために、
コンテナとコンテナの間に、
ブルーシートで屋根を作って・・・
見た感じは、既に立派なテント村でした。

更に、救護用として、
大きな参加者用のテントを1棟張りました。

最後に、かまどに使う予定のU字溝を、
各サイトに置いて回ったのですが、
旧式の鉄骨入りの物で、コレが重たい・・・
今年の作業は、これで終了グー

例年、
指導者が使うテントは先発隊が建てる―
そんな流れが定着していました。

でも、それって本当に大変な作業量なんですよ。
たった3人で10棟も建てるのは、
暑さの中では酷な作業です。

慣れていれば別ですが、
3人のうち経験者は自分だけ。
ペースを作り出すのがやっとでした。

でも、今年度は指導者だって、
自分達のテントは自分で建てる事と、
子ども達と一緒に作業する事を、
実践する事にしたんです。

時間が掛かっても、
それがキャンプの第一歩でしょうスマイル

開村式なんて2日目にすればいいんだから・・・
って云うのが自分の主張なんですが、
なかなか曲げてくれないんですよねぇ。

そこにそんなプログラムが入っているから、
どしても時間を優先しちゃうんだよね。

2日間の作業を終えた先発隊は、
暑さと汗でドロドロになった身体を癒やすべく、
例の、あの絶景の温泉温泉へ。

すげ〜 見晴らし〜ラブ

昨日、見られなかった登龍峠の大パノラマ、
帰り道では、横間の夕陽を堪能し、
美味しい魚を、やっと味わう事もできまた。

今夜も美しい星空を見上げつつ、
疲れた身体は、自然に眠気と共に沈んでいきます。

さあ、明日は子ども達が島に到着します。
元気いっぱいの笑顔で迎えるゾ幸せ
 







2022/08/16 10:00:00|活動報告
3年ぶりの海洋道中は無事に実施されました1 先発隊出発

皆様おはようございます。

今日は、お盆休みの最終日ですが、
3年ぶりの行動制限がない夏―
皆様は、何処かに行かれたでしょうか。

さて、
出発直前で県内でも1000人を超える感染者が相次ぎ、
ギリギリまで実施が危ぶまれた、
今年の『やまなし少年海洋道中』が、
8月1日〜8月8日までの7泊8日―
八丈島で、無事に実施されて、
8日の深夜に、山梨に戻って参りました。

期間中、ただの一人も感染者を出す事なく、
最後まで活動出来た事は、
ある意味、奇跡の様なキャンプでした。

3年ぶりの開催は、
思うように行かないことも正直ありましたが、
何より実施出来た事―
それだけでも、大きな大きな意味ある海洋道中でした。

そこで今日から、
先発隊として7月31日に八丈島に入った日から、
8月8日に、山梨に戻って来るまでの日々を、
順を追って紹介させて戴きます。

コロナ禍でのプログラムは、
例年とは並びも、日数も違いますが、
子ども達は、でっかい体験の数々を、
存分に味わう事ができたと思っています。

今日は、八丈に到着していきなり食らった、
灼熱の暑さの中での、
先発隊3名の奮闘ぶりを書きたいと思います。
暫し、お付き合い下さい。

羽田からのフライト時間は、
たったの40分ほど・・・。
10時間半ほど掛かる船旅とは、
感じる距離感は全く異なるのです。

が、着いて早々、
ジリジリ肌を焦がす様な、
強烈な日差しが晴れ照りつけていました。

地元の方でさえ、
こんなに暑い夏の八丈は初めてだと・・・

日焼けには充分に注意するようにと、
アドバイス戴くほどだったのです。

先発隊の役割は、
ベースキャンプの一部設営と、
お世話になる方々、そして施設へのご挨拶回り。
そして、ある程度の島の環境の把握です。

着いたのが午後2時頃でしたから、
こんな暑さの中で、
いきなりテントアップなどすれば、
たちまち熱中症でダウン―

そんな光景が脳裏によぎり、
危険を感じた我々は、
先ずは島内把握から開始する事にしました。

自分がナビゲーターとして助手席に座り、
先ずは、BC周辺と空港周辺の道路を、
把握する事からスタートしました。

最初に訪れたのは、底土港―
8月2日になれば、
ここに橘丸が着岸して、
子ども達が初めて八丈島に上陸します。

隣接する底土漁港では、
日曜日という事もあって、
「浜遊び」を、楽しんでいらっしゃる姿も、
目に飛び込んで来たのでした。

続いて向かったのは、
南原エリア―
宇喜多秀家と、豪姫が都を思い太平洋を眺める、
銅像と、その絶景を見てもらいました。

南原から見えた景色は、
これまで以上に新鮮で美しく、

「帰って来たぞ!!」と、

思わず叫んでしまいそうな程―。

その後、八丈高校を確認し、
八重根港・八重根漁港をチェックして、
期間中お世話になる島のスーパーを視察。

そして、午後4時過ぎに、
やっとBCを張る垂戸に戻りました。

それでも、まだ暑さは収まらず、
暫し休憩をして、ようやく作業が始まったのは、
午後5時頃。

ここから、
先ずは我々が今夜眠る3棟のテント張り―
ですが、ここでもブランクはいかんともし難く、
3棟張り終えるのに2時間も掛かり、
お風呂にも行けず、真っ暗になってしまいました。

そこから、上陸最初の夕食―
の、筈だったのですが、
やっているお店がほとんどなーい困った

で、夜道をレンタカーでうろうろ。
しーすーもダメよろよろ
お魚料理のお店もダメ泣く

で、やっと見つけたのは、
おおよそ教育キャンプには相応しくない、
凄いインパクトのある四字熟語のラーメン屋さん。

でしたが、
これが、予想を裏切る美味しさで、
大盛りのつけそばを全員完食。

とんこつ醤油のスープは絶品ですグッド

もっと驚いたのは、オーナーさんが、
イケメンの外国人さん、即ちYOUでして、
いやあ、美味しかったです。

お風呂温泉に行けなかった我々は、
近くの海水浴場のシャワーで水浴び。

その後、山梨では到底見られない、
見事な星空夜を見上げながら、
おっさん3人で、語り合いあったのでした。

明日は、本部のテントを建てたり、
水場や、照明なども整備しないといけません。

流れ星星に手を合せ、
明日からの無事を祈った先発隊でした。
 







2022/07/12 10:00:00|お知らせ
海洋道中は実施に向けて着々と準備中です!!その3 リーダー全員2016年組

皆様おはようございます。

再び、新型コロナウィルスの感染者が増える一方、
やはり動き出した経済は、
なかなか止められるものではなく、
自粛に向けた動きは、今のところ感じられません。

8月に向けて感染者は更に増える予想ですが、
一人一人の感染対策が、
より求められる事になるでしょう。

実施に向けて着々と準備が進んでいる海洋道中も、
ここまで来たら、
もう出発の日まで、このまま突き進みます。

体験を取り戻す―
このパワーで、暗雲を吹き飛ばしますョグー

さて、この海洋道中で核となる役割は、
なんと云っても、班を引っ張る学生リーダー達です。

彼らのアツい思いと情熱が、
子供達を巻き込んで、毎回、感動をもらっています。

例年だと5人いるリーダーですが、
再開の今年は4名で、班も4班編制で臨みます。
彼らの活躍を、どうか皆様も応援して下さい。

ところで、
前回の投稿で、4月中に全員が決まった―
と、報告させて戴いた今年のリーダーですが、
実は、大きな共通点があります。

全くの偶然なのですが、
全員が2016年度(平成28年)に、
海洋道中に参加していました。

メンバーの構成は、
うまい具合に男子2名・女子2名。
しかも、男性陣が大学2年生。
女性陣が大学1年生です。

同じ年に八丈島で、
同じ体験をして来た仲間だと云うのも、
リーダー構成として、おそらく初めてです。

だからなのか、初の顔合わせとなった日から、
なんともスムースに意気投合し、
実にバランスの取れたチームワークを、
既に発揮しているんです。

そこで今日は、
彼らが参加した2016年度を振り返りつつ、
成長した彼らについて、
少しお話ししたいと思います。

この2016年度は、30周年を次の年に控え、
充実して終える事が目的とされていました。

ですが、台風台風の接近により、
予定が二転三転したのです。

サバイバル踏破では、
出発直後に襲った激しい雷雨で出鼻をくじかれたり、
ある班は、ビバーク先にメンバーの忘れ物を、
総意で取りに戻ったものの、
後半の急激なペースダウンで、
帰着が大幅に遅れるなんて事もありました。

楽しみにしていた『自主活動』が、無くなり、
その予定日であった日に、
ベースキャンプを撤収しました。
要は避難のための撤収だったのです。

避難先となっている小学校へ、
1日早く、泊めて戴くことになりました。

しかも、その日の夜に最接近した台風は、
急ぎ足で八丈を駆け抜けたので、
もしあのままテントを残していたら、
テントはそのまま飛ばされて居た事でしょう。
激しい雨と風が、一晩中続いていました。

台風一過となった翌日は、本来の撤収日でした。
が、自主活動がなくなってしまった代替えとして、
こんなプログラムが企画されました。

急きょ、『島学習の日』と、銘打って、
島の伝統や、産業や、自然を学んだうえで、
島に点在する関連場所を廻って来る―
そんなプログラムでしたが、
とっても良い一日となったのです。

温泉に入って疲れと汗を流し、
おみやげも、買う事ができました。

しかも、離島は飛行機となって、
わずか45分ほどで、東京まで戻って来ました。

思い起こせば、
ジェットコースターのような日々でした。

だからこそ彼らの体験は、
より強く、彼らの印象に残り、その分、
今年の参加者に還元してくれようと頑張っています。

写真は、その年の事業報告書
表と裏の各表紙と、
3日目の島の子供達との交流会の様子。
この中に、今年のリーダーも映ってます幸せ