夢を育むお手伝い。    HOOK(フック) かんきょう 『協育』事務所へようこそ!!

HOOK(フック)とは、釣り針のことです。 子供たちが思い描く夢や希望を、 質の良い自然体験活動と、環境教育のワークショップなどを通じて育てることを支援させて戴きます。 大切な子供たちは、たくさんの人たちの「協力」があって健全に育ちます。 是非この『協育』に、お手伝い下さい。
 
2025/11/23 10:00:00|活動報告
令和七年度 やまなし少年海洋道中のご報告30(最後のレセプション オマケ)

皆様、おはようございます。
今日、
11月23日は、『勤労感謝の日』で、ございます。
働く人に感謝する日であります。

がっ、
当然ですが、そんな日だって、
働いていらっしゃる方は、
本当に大勢いらっしゃいます。

さて、
昨日の記事で、体調不良をお伝えしましたが、
徐々に、回復している気がします。

そんな訳で、
昨日も、八丈島のくさや工場さんの、
日記を、拝読させて戴いて居りました。

そしたら、イベントに参加されるため、
「上京する―」って、書かれていました。

読み進めると、こんなイベントが、
都内池袋のサンシャインシティーで、開催されます。

全国の島々が集まる祭典 アイランダー2025|HOME

もし、この記事を読んで下さっている方の中に、
お近くだったり、興味がある方がいらっしゃったら、

八丈島の「おいしいもの」を、
是非とも、お買い求め戴いて、
買って支えて下さると、本当に嬉しいです。

自分は引き続き、体調回復に努めます。

さて、
話題を、海洋道中のご報告に戻しますね。

さよならレセプションの最終版、
あの歌を、合唱する段階で、
ぐだぐだじゃんけと、割って入ったワタクシ―

一人でスタンツを企てた―
と、お伝えしました困った

で、VL達が配ってくれた歌詞カードには、
「ありがとうの花 海洋道中バージョン」と、
記されています。

きっと、
多くの皆さんに、歌われ、愛されている、
名曲だと思います。

その歌詞には、
たくさんの「ありがとう」の、言葉が、
咲き誇っていますよね。

なので、
4月になって、今年も実施が決まったその時から、
そして、今年が八丈島が最後になる―。
と、決まった時から、

自分らしく、
感謝の気持ちを、伝えるには何をしたらいいだろう・・・
ずっとそいれを考えていました。

お涙頂戴の、しんみりな感じには、
絶対にしたくないので、明るく、朗らかに、
感謝を伝えるには、やっぱり歌がいいびっくり

色んな楽曲を聴いて、歌ってみて、
素直に感謝の気持ちが滲み出る歌―

やっぱり、この歌しかないよねグッド
って、決めて、事前研修会で指導者の、
皆さんに相談して、

このサプライズが実現できる事となりました。

「みんな、ありがとうの花って知ってるら?」
多くの子ども達が頷いてくれました。

「あの歌を一部変えて、海洋道中バージョンを、
  作詞しただけんど、歌ってもいいけえ!?」
飛び跳ねて、拍手してくれた子もいましたラブ

「今、リーダーが渡してくれたのが、ほの歌詞だかん、
  一緒に歌ってくれると嬉しいわ」

「いいけえ、ふんじゃあいくよ」

って、云ったら、
たけちゃんが、ギターで伴奏を付けてくれ、

「ありがとうの花 海洋道中バージョン』が、
始まりました。

何よりも感謝したいのは、
八丈島の、あったかい人たちと、
ふところが深い、八丈島の自然への感謝ハート

そして、
我々が、大人も、子どももなく、
「仲間」と、して、八丈での日々を過ごす、
「ベースキャンプ」への感謝ハート

最後に、20年余りにも渡って、
自分を八丈に連れて来てくれた、
歴代を含んだ、
参加者と、指導者のみんなへの感謝ハートハート

これを、歌詞に込めて、
でっかい声で歌わせて戴きました。

そしたら、子ども達も、
でっかい声で歌ってくれて、

みんなが手を繋いで、
あったかい手をつないでくれての、
大合唱になりました。

歌い終わって、
一通り感謝をみんなに伝えた後に、

今度は、みんなで輪になって、
肩を組んで、いよいよクライマックス!!

「愛のテーマ」の、大合唱になりました。
その輪の中心に入って、リードボーカルマイク

音符ぼくたちは忘れないあの日々を・・・
 仲間と過ごした八丈の夏音符音符

その様子を、動画に撮ってくれましたが、
なーんかテレ臭くって・・・困った

でも、本当に有終の美を、
飾る事ができた、最後のレセプションになりました。

ありがとう。
本当に楽しい夏をありがとう!!

島中に咲いてる「ありがとうの花花」は、
 きっと、あなたの町でも、

ほら、咲いていますよ花花
 







2025/11/22 10:00:00|活動報告
令和七年度 やまなし少年海洋道中のご報告29(最後のレセプション第二部)

皆様、おはようございます。
連休初日、抜けるような青空です。

が、ワタクシ数日前から体調が思わしくなく、
仕事はしながらも、
静養に努めたいと思っております・・・ガッカリ

さて、
さよならレセプションも第2部―
各班のスタンツが始まりましたチョキ

期間中の班の中でのエピソードを、
寸劇に仕立てるのが殆どですが、

やっぱり、エピソードの宝庫は、
「サバイバル踏破ウォーキング」って、事で、

どの班も、サバイバル踏破で起った出来事を、
おもしろ、可笑しく、演じてくれました!!

各班のスタンツ披露が終わって、
いよいよしんがりは、
ボランティアリーダー(VL)たちによる、
スタンツも披露してくれました。

運動神経バツグンの
なおが、バック宙も繰り出したり、
ゆうかの、ハッチーのものまねも秀逸でした幸せ

良く見てるもんだだね〜!!

VL達は、自班のカウンセラーを、
ちゃんとリスペクトしています。

でね、このVLたちによるスタンツの後、
当然、
お約束の通り、あの歌の合唱に移る訳です。

がっ、実は事前に、
レセプション司会の、ハッチー、ジンジンの二人に、
あるお願いを仕込んで居りました。

あの歌を歌い始めたものの、
スタンツの余韻色濃く、ぐだぐだ・・・

で、ここは、特に演出した訳ではないのだけれど、

ワタクシ、
ここぞとばかり、真ん中に割って入りました。

「なんでぇ、ぐだぐだじゃんけ!?」

「ふんじゃあ、ちゃんと歌えるように、
  タイソンが、1曲ぶっこんでもいいけぇ!?」

俄にざわめき始める子ども達、
そこですかさず、
VLたちが、作ってくれたと思われる、
歌詞カードを配ってくれましたグッド

指導者最後の年、
みんなに、感謝の気持ちを伝えたくって、
一人でスタンツを企てました。

指導者は全員これを知っていて、
知らないのは、参加者たちだけ・・・ムフフ

そうです。
サプライズなスタンツだったんでありますよ!!

このスタンツの報告は、
次回!!スマイル







2025/11/21 15:42:00|活動報告
令和七年度 やまなし少年海洋道中のご報告28(最後のレセプション第一部)

皆様、おはようございます。

明日から3連休です。
が、今年は「熊騒動」の、影響で、
各地でイベントが中止になってるみたいです。

本格的な冬に突入する直前の、
この晩秋の自然を、
満喫できないのは、本当に哀しい事―

ですが、
だからこそ、お家で家族と一緒に、
ゆっくり、のんびり過ごす連休も、
いいかもしれませんねグッド

さて、
海洋道中の最後の夜は、
「さよならレセプション」と、
相場が決まって居りましてぇ・・・自信まんまん

今年も、1部と2部に分けて、
始まりましたよお。

1部のハイライトは、
こちらも、「八丈太鼓披露」と、
鉄板のプログラムです!!

今年も、「六人会」6の、皆様を、
三小にお招きして、

打ち手2人でバチを通じて語り合う、
八丈太鼓を聴きました。

いつも以上に、心に響きます。
やっぱり、いいなあ・・・ハート

そして、
打ち手の一人として、
今年も、「あやパンマン」が、来てくれました。

そのあやパンマンにも、
今年が、最後の八丈になるよって話は、
到着した日に、報告させてもらいました。

彼女が、大学2年の夏に、
この海洋道中で出会い、

彼女は、今では島のお母さん・・・
感慨深いものです。

今では、
「雄吉」の、下打ちも任せられるほど、
伝統ある、六人会のメンバーとして活躍しています。

その後、
希望者を募って、参加者の何名かが、
太鼓を打たせて戴きました。

みんな、なかなかやるじゃんグッド

代表のKさんにも、
卒業を、報告させて戴きました。
労いのお言葉も賜り、感無量です嬉しい

さあ、夕ご飯は、
「島寿司」と、「冷やし中華」です。

げんちゃんが獲った、
アバサー汁も、今年も健在!!
ウマかったー美味しい

加えて、
すーさんからは、
例の、「アレ」を、戴きましたスマイル

全員の名前(キャンプネーム)が入った、
パッションフルーツですラブ
食べるの、もったいなーいびっくり

しっかり食べて、
第二部に備えるのだチョキ

さあさ、
島寿司は、2貫までだよ〜スマイル

 







2025/11/20 10:00:00|活動報告
令和七年度 やまなし少年海洋道中のご報告27(ふるさとタイム)

皆様、おはようございます。

昨日の朝、すんごい寒くって、
早朝アルバイトへの通勤途中の、
電光の温度計の表示が、
なんと「−2℃」

ひえ〜
ついに来ました冬将軍
と、寒さに耐えながら出勤をしたのに、
なのに・・・
ですよ。

なんと、ワタクシの完全な勘違いで、
早朝バイトは、「お休み」の、シフト・・・

ガーン
折しも、体調をちょっと崩していたのもあって、
自分のアホさ加減に、腹が立ちました悲しい

そんなこんなで、
ちょっと冷静を取り戻すためにも、
報告記事を書きたいと思います。

早朝からの、
釣り体験魚、クルージング船
くさや工場見学を、
無事に終えた参加者達が、
ベースキャンプに戻って来ると、

まだ若干の作業は残っていたものの、
ほぼ撤収作業は終わっていました。

残った指導者達が、
参加者達に代わって、作業をしてくれたのです。

自分は、撤収作業は、何があっても、
「させたい派」では、あるものの、
やはり、短くなってしまった日程、
その中で、最大限の「体験の機会を・・・」

そんな風に主張してくれる、
頼もしい、指導者が多いチームだからこそ、
最終日も体験が、実現できました。

だからこそ、
参加者達の気持ちは、「感謝」に、満ちて、
精一杯に、体験を楽しむ事ができました。

いい、チームだなあ・・・ハート

そんな指導者チームからも、
今年で卒業です自信まんまん

さて、
お昼ご飯の、お弁当を食べた後は、
恒例の「ふるさとタイム」

ふるさとで待っていてくれる、
家族や、友だちのために、
「おみやげ」プレゼントを、買ったり、

たっぷりかいた汗を洗い流す「温泉タイム」温泉
これを組み合わせて、
八丈島での最後の夜に備えます。

前団(1・2班)と、後団(3・4班)に、
分かれて、
@お風呂〜おみやげ

と、

Aおみやげ〜お風呂

を、済ませた後で、
最後の夜を過ごす、
「三根小学校」で、合流して、
宿泊させて戴くのです。

そうなんです。
前の記事で触れた「三小さん」の、事でして、
海洋道中で、毎年お世話になっているんです。

自分は、前団の引率で、
1〜2班の参加者たちを、引率しました。

お風呂は、「ふれあいの湯」温泉
海藻深層水を汲上げているので、
しょっぱいんです。

が、それだけに、
保温効果は抜群ですし、
露天風呂もあって、

あ〜いい湯だなあ・・・スマイル

おみやげを買うのは、
「民芸あき」様・・・

汗を流してから買い物できるのは、
じっくりおみやげが選べるので、
どうも、後団よりも、
時間がかかっているみたい・・・


後団は、先におみやげなので、
若干ですが、買い物に要す時間は、
短いようですよ。

全員が揃った三小さんの屋体では、
全員が、自校の校長先生へと、
お礼の手紙メールを書くんです。
これも、すっかり風物詩になりました。

参加資格―
の、中に、校長先生からの推薦が、
必須であることから、
始まった活動ですが、

自分たちの体験を振り返る意味でも、
参加者達は、真剣に取り組んでいます。
ねっ。なーんかいいでしょ

さあ、今夜は「さよならレセプション」
各班では、スタンツのリハが、
始まりましたよ〜!!

実はね、
今年は、ワタクシも・・・スマイル

ふるさとタイムの最中で、
残った撤収作業を、
八丈のスタッフの皆さんが引き継いで下さり、

ベースキャンプには、
明日、一緒に山梨に帰る、
コンテナだけが残っています。

感謝!!







2025/11/18 10:00:00|活動報告
令和七年度 やまなし少年海洋道中のご報告26(くさや工場見学)

皆様、おはようございます。

11月15日に、八丈島の三根小学校で、
創立150周年の運動会が、
開催されたのだそうです。

台風から1ヶ月―
こうした事から、地域に笑顔が戻って来る事を、
心から祈っています。

三小(島での呼び方)さん、
毎年、お世話になて居ります。
創立150周年、本当におめでとうございます。

ところで、波と飛沫で、
ビッショリになったクルージングでしたが、
お天気は最高だったので、
みるみる服は乾いてしまいます。

で、漁協の皆様にお礼を伝えた後、
そのまま全員で、
同じ神湊エリアにある、
くさや工場の見学に向かいました。

実は、昨年まで見学させて戴いていた工場さんが、
社長様の健康的な都合で難しくなってしまい、
新たに別の工場様が、
我々を受容れて下さる事になりました。

港の直ぐ上の高台にある、長田商店様です。
実は、ここの社長様が、
HPで、日々コラムを書かれていて、
運動会の事も、そのコラムで知りました。

とっても、お話しが上手で、
気さくで明るい社長様です。

工場も、やはり小さくない被害があった様ですが、
地域の方と、声を掛け合って、
復旧に取り組んでいらっしゃる事を、
コラムで伝えて下さっています。

なので、HPへのリンクは敢えて貼りませんが、
島の現状や、地域の様子も分かるので、
興味のある方は、
覗いて戴けると良いと思います。

現在、
くさやのネット販売は休止されているとの事です。

5分足らずで工場へ到着し、
早速、社長様が、
くさやについて、お話し下さいました。

特に、多くの見学者や、訪問者を、
快く受容れて下さる様になった「きかっけ」の、
お話しは、繋がる事での「化学変化」
であった事が、伺えました。

くさやの事を調べたい・・・
大学で「発酵学」を、
学んでいらっしゃる学生を受容れて、
研究を続けていると、
「くさや菌」の、とんでもない可能性に、
社長様が気が付きました。

地場産業である「くさや」を、通じて、
人も、発酵を続ける「くさや菌」も、
様々な「化学変化」を、起こして、
新たな「商品開発」にも、
積極的に、取り組んでいらっしゃいます。

試食では、「くさや」そのものは、勿論ですが、
ペースト状になった「味噌」を、
クラッカーに乗せたものを試食させて戴き、
凄い「マリアージュ」を、体感しました。

その後、
この工場の「命」でもある、
くさや汁を、見せて戴いたばかりか、
「味見」も、させて戴きました。

一見は、うわっと見えなくもないこの液体が、
「魚」を、「くさや」に、変えるのです。

一方で、素材となる「ムロアジ」や、
「トビウオ」は、年々、漁獲が減少しており、
八丈島でも、くさやの工場は、
ほんの数件になってしまった事も、
お話し下さいました。

しかしながら、
「キンメダイ」の、漁獲は安定しており、
ムロアジ漁を辞めて、
キンメ漁師に切り替えられた漁師さんも、
多い事も、伺いました。

それでも、
くさやは、安価で手に入る
「ムロアジ」・「トビウオ」で、
作らなければ未来はない―
と、素材に拘って、作り続けていらっしゃいます。

参加者達にとっても、
きっと興味深いお話しだったと思います。

試食中、参加者達が連発した、
「おいしい」には、
きっと多くの意味が、含まれています。

楽しくおいしい時間は、
本当に、「あっという間」でした。

長田社長、
この先、復興にはまだ時間もかかると思いますが、
八丈のくさやを、守って下さる事を、
心から祈って居ります。

もし、来年も山梨の子ども達が、
工場に見学に行くことができたなら、
復興への取り組みなども、
お聴かせ下さい。

本当に、本当に、ありがとうございました!!