8月5日の朝も、最高の朝でした。 風もさほどある訳でもなく、 快晴で、踏破には支障がない天気です。
先ずは朝イチのパトロールに出掛けました。 八丈デビューの2人の女性指導者と一緒に、 5班がビバークをした、末吉へ向かいます。
とりあえず今日の撤収は封印して、 この二人にも、美しい八丈を見てもらいたくて、 最短距離で末吉へ。 八丈ガイドのタイソンの、本領発揮です!!
旧末吉小に着くと、 5班のメンバーは、既に朝食を終え、 出発の準備をしていました。 その前に、やけどを負ってしまった子の、 状態を確認してもらって、 包帯を変えてもらいました。
ここでも、5班の準備はスピーディーで、 各自がどんどん支度を整えています。 今日のコースが厳しいことも心得ているので、 時間にも正確です。 でも、決して慌てている訳でもなくて、 なっちゃんのマネージメントもさることながら、 子ども達のモチベーションが凄いなって、 頼もしく思いました。
5班の出発を見送った後で、 絶景ポイントである、名古の展望台へ行き、 二人にその絶景を味わってもらいました。 続いて、こちらも絶景の登龍峠の展望台で、 5班がこれから向かう八丈富士も、 確認してもらいました。
「あの子達は、あんな所まで行くんですね・・・」 その遠さに心配と、 でもそれ以上の希望の眼差しで、八丈富士を、 ベースキャンプの場所を見つめていました。
こんな素晴らしい朝なのに、 もしかすると、もう今日で終わり・・・。 どうか、今日の撤収だけはないようにと、 そう祈りながら、 指導者の集合時間である8時半に、 BCへ戻って行きました。
BCでは、事務局3名が、対応を協議していました。 |