2日目の朝は案の定、雨・・・。 風も強くて、このままでは海あそびなんて、 危なくてさせられません。
でも、頼みの綱は、午後から天気が回復する―。 って、云う予報に頼るしかありません。
お昼には雨があがる予報であれば、 午前中、学生達のモチベーションを維持できる、 海あそびにつながる活動って何があるだろう!?
今日から糸魚川市にある海が間近のキャンプ場で、 海の幸を現場で手に入れて、 その食材で2泊を過ごすのです。
食材ゲットのフィールドは、 今日が磯場で、明日が海釣りとなります。 ならば―。って、云う事で、 最初に出向いたのが、上越市にある、 日本海の幸が集まる「お魚センター」へ、向かいました。
開店直後に入店すると、仕入れて来た、 お魚たちを店頭に並べている真っ最中。 どんなお魚が並び、より新鮮な魚を見極める、 いわゆる「目利き」に、挑戦しようとなりました。
最初に目に入ったのが、 色んなお魚が一箱幾らで売られている、 俗に言う「トロ箱売り」の、お魚さんたちでした。 カナガシラや、小型のムラソイ・ウマズラハギなど、 バリエーションも、色々あって、 見ているだけで楽しかったし、 学生達も、興味深々でありました(*^_^*)
そして、ひょっとしたらフィールドに 出られないかもしれない場合も考慮して、 ハナダイを1尾、尾頭付きで購入しました。 割とお手頃なお値段でゲットできました。
お魚センターを出る頃、 予報の通りに青空が見えて来ました。
キャンプ場にチェックインして、 テントサイトも作り終えた午後2時―。
磯あそびのフィールドへ向かいました。 当所は、弁天島での活動の予定でしたが、 風が残って、やや波が高かったので、 能生漁港内の某ポイントで、 活動を行う事としました。
テトラポッドと、小さな岩場が点在して、 海藻もたくさんあるので、 生きものは、結構たくさん見つけられます。
食べる食べないは別にして、 「先ずは色々見つけてみよう!!」 そう云う事になりました。
すると・・・ 繁茂した海藻の森の中にいたのが、アミメハギの幼魚 「口で海藻を噛んで、 大きくなるまで揺りかごにするんだよ」 「へぇ〜」 観察の中でケースで泳ぐ姿も、 めちゃカワイイです。
とっても綺麗なウミウシも、 ドカンと大きなアメフラシも見つけました。
そして、砂地の底が見えてた場所では、 シロギスちゃんが群れているのを見つけ、 相棒の先生が、やおら「のべ竿」を、出して、 シロギスをサイトフィッシング!!
しかも、のべ竿ですから引きも強かった様です。 なので、相棒先生にシロギス釣りは任せて、 学生達は、食材ゲットに夢中です。 明日の釣りは、シロギス釣りで決まりですね(^◇^)
さて、学生達が目を付けたのは、磯の貝― 結構、食べられる貝ってたくさんあるんです。
種類で云うと、 イシダタミガイ・バテイラ・マツバガイ・・・ 30分余りで、結構な収穫となりました!!
今夜は、採取した食材を使って、 シーフードカレーを皆で作ります!!
カレー完成まで待てない学生達は、 豪快に貝の網焼き!! 焼き立ての貝に、お醤油をかけてパクリ
「うめー」 「サイコー」
海の幸は、偉大です。 シーフードカレーも絶品でした!!
夜は、急に冷え込んで寒かったけれど、 2日目の「磯を食らう」は、大成功でした!!
但し、こうした活動は、むやみに知識無く行うと、 第一種共同漁業権に抵触してしまう事もあります。
採っても大丈夫な生きものたちを 節度を持って、食べる分だけ戴きました。
※注 教育目的として許可を得て活動しています。
写真は上から
1枚目 こうしたテトラの合間にもいるんです!!
2枚目 自分で捕まえたウミウシに見とれる・・・
3枚目 マツバガイの豪快網焼き!!
4枚目 すっかり暗くなって、ランタンの灯りで シーフードカレ〜!! |