離島の日の朝も、良いお天気でした。 確実に台風は接近してはいても、 まだそれを感じるには至らず、 子ども達の多くが、半信半疑だったかもしれません。
実は朝イチで、平地になったBCへ行って、 ペグや備品や、ゴミなどが落ちていないか、 指導者何人かでい、確認に行って来ました。
が、班のサイトで回収したペグや備品は無し。 でも、指導者のテント回りで数本見つかって、 この事からも、いかに子ども達が、 しっかり撤収作業を行ったかが分かりますよね。 本当に素晴らしいなと、感心しました。
さて、最後の朝の集いを終えて、 底土港までは、自分が先導して歩きました。
自分の直ぐ後ろに、5班の子がいたのですが、 好きなアーティストの話しをしていて、 出て来た名前が、浜省と、尾崎!(^^)!
「渋いね〜!!」って、話すと、 尾崎の「15の夜」の、サビを歌ってくれましたよ。
そんな感じで歩いていたら、 あっという間に底土に着いてしまいました。
待合室の3階で、今年も離島式―。 今年は、島の係長さんが話して下さって、 今度は島の子ども達が、山梨に行くので、 元気に再会しましょう!!って、話してくれました。 もちろん、係長さんも一緒に来てくれます!!
その後で参加者の代表として、 3班の班長のGが、立派に八丈での貴重な体験や、 支えて下さった方々への感謝の気持ちを、 全部自分の言葉で伝えてくれました。
ぶっつけ本番で、こんな立派な話が出来るなんて、 やっぱり、この日々がみんなを成長させたのです。
島を離れる前に、屋上に上って、 八丈富士をバックに記念撮影―。
島での残り少ない時間を、 愛おしむ様に、とびきりの笑顔が弾けていました。
段々と、その時が近づいて来ました。 乗船の為に桟橋に移動すると、 やはり、この台風から逃れる為に、 多くの方が橘丸に乗るようです。
お別れの八丈太鼓を眺めていると、 打ち手が一人の子を手招きして、 太鼓を打たせてくれました。
八丈太鼓は、太鼓の前と後ろを、 二人で叩くのが特徴で、 リズムを叩く「下打ち」と、 自由に気が赴くままに叩く打ち手が、 コラボして打ち合う芸術ですが、 初めてなのに、意外にしっかり打てていたよ(#^.^#)
大体のお客さんが乗り込んだ後に、 我々も橘丸に乗り込みました。
ジャーン!!! と、銅鑼が鳴って、いよいよ出航です。
見送ってくれた島の方達に、 精一杯に手を振って応える子ども達・・・ 「また、絶対に来るぞ〜!!」 「八丈サイコー!!」
そう、またいつか、 この八丈へ来よう!!
その日まで、あばよ〜い!! |