サバイバル踏破の2日目は、穏やかな朝でした。 さほど暑くもなく、順調に歩を進められそうです―。
が、5班は捻挫をおして頑張って来た、 VLのたくみんの足がついに悲鳴をあげ、 昨日の途中から、カウンセラーのホリが引っ張り、 たくみんは、BCで改めて固定の手当てを受けて、 ビバーク地で一緒に夜を過ごしました。 できるころまで、行けるところまで精いっぱいに・・・ 痛そうですが、本人の意思を尊重し、 共に歩かせることになりました。
そんな5班に、 出発前に、素敵なプレゼントがありました。 近所の方がおいしいパッションフルーツを、 全員に差し入れしてくれたのです。 こんな風に、島の方々も、とても優しく、 見守ってくれています。
3班は、実は昨夜、 メンバー同士で気持ちをぶつけあい、 不安も不満も共有して、ゴールを目指します。
遡れば、事前研修から不安視していた小さなトラブルが、 日を追う毎に大きくなって、サバイバルでは、 放っておけない状況となってしまい、 悩んだVLのおさが、思いのたけをぶつけ、 メンバー達が必死に乗り越えようとしていました。
気持ちを互いに吐き出した3班の表情は、 どこか清々しく、でも、不安も少しのぞかせながら、 ビバーク地を出発しました。
この試練を何とか乗り越えて欲しい・・・ 幸い今日は、昨日の貯金のおかげで、 コースとしては峠を越えているので、 無事の帰着を信じて待つしかありません。
4班は、昨日ルートを少し変えて、 登山の後、更に南原を経由して歩き続けました。 昼食の八重根漁港では、疲れて皆うつむいて、 食欲もなさそうでした。
ビバーク地入りも遅くなってしまいましたが、 一晩寝たら、元気を取り戻したようで、 班長の表情にも笑顔が戻りました。
八丈富士よりも、登龍峠の方が、 きっと4班のメンバーにとっては、 足取りも軽い事でしょう!? 最後まで笑顔で戻って来いよ!!
1班はイチバン幼さが目立っていた班でしたが、 歩きながら、次第に、と云うか、 どんどん気力も、体力も、 成長しながら歩いて来ました。
特に1年生の男子が「男気」を、見せ始めたのです。 辛いのにグチもこぼさず、懸命に歩く・・・。 少し遅れてはいるものの、 目はしっかりゴールを見据えています。
決して順調じゃなかった。 けれど、頑張って、頑張って、頑張り通した!!
そんな各班のゴールした時の表情は、 達成感と安堵と、痛む足に顔をしかめたり、 それぞれだったけれど、 どの班も立派な立派なゴールだったよ!!
お疲れさま。そして、ありがとう!!
各班のゴールを写真でご覧ください。
上から
1班 BCに戻って来たのは午後6時過ぎ―。 でも、一回りも二回りも、成長して、 充実の表情でした!! みんなカッコいいぞ!!
3班 男子の一人の脚は限界―。 それでも、まとまって歩き通しました。 トラブルを乗り越えて安堵の表情でゴール!!
4班 終わってみれば安定した歩きだった4班 やっぱり登山からの大回りが、彼らの「やる気」に、 火をつけたかな!? 笑顔いっぱいのゴール
5班 BC到着はなんともう午後8時近く・・・ スタートから、メンバーが欠けてしっまり、 班長のやる気が空回りして反感を買ったり、 VLが足の痛みで、そんな状況に気付けなっかり、 色んな事があったけど、着いてよかった・・・ |