夢を育むお手伝い。    HOOK(フック) かんきょう 『協育』事務所へようこそ!!

HOOK(フック)とは、釣り針のことです。 子供たちが思い描く夢や希望を、 質の良い自然体験活動と、環境教育のワークショップなどを通じて育てることを支援させて戴きます。 大切な子供たちは、たくさんの人たちの「協力」があって健全に育ちます。 是非この『協育』に、お手伝い下さい。
 
2015/09/07 8:08:08|活動報告
やまなし少年海洋道中 2015レポート3 交流の日

島に上陸して初めて迎えた朝も、よく晴れ渡って、
今日も暑くなりそうです。

今日は、島の小中学生たちとの初めての交流会です。
この交流会を成功させるには、
やはり時間をしっかり守っていく必要があります。

なぜなら、参加してくれる子供達の保護者の方々が、
忙しい時間を割いて、お子さんの送迎して下さるので、
時間の超過は許されないのです。

が、やはり子供達が頑張っても、時間内で交流し、
食事を一緒に食べて、片付ける―。
ここまでこなすのには、それなりの時間が必要な訳で、
例年、食事の片付けは後回し・・・。
そんな状況が続いていました。

その改善策として、この日の朝は、かまどを使わず、
サンドウィッチ朝食にしました。
そして、最初のアイスブレーキングのレクも、
炎天下を考慮して短く設定し、その分、
班での交流や、食事をする時間に充てる様に、

交流会の担当であるかっかと、
レク担当のつるるが、しっかりと準備して下さって、
とても順調に交流会が盛り上がっていました。

山梨の子供達も、小学生も多い八丈の子供達に、
積極的に声をかけてくれたし、
八丈の子供達も、元気いっぱいで、楽しんでくれました。

お昼のメニューは、シーフードカレー。
どの班のカレーもとっても美味しそうに出来上がり、
自分が戴いた2班のカレーなんかは、
もう神レベルの美味しさでした。ホントだよ(^v^)

しかも、片付けもみんなでどんどんやっていて、
自分が関わり始めて、おそらく初めて、
時間通りに、八丈の子供達を見送る事ができたのです。

これには、かっかもとっても喜んでいて、
やればできるんだなあ・・・。と、
改めて、子供達の能力の高さに気が付きました。

なので、午後のスノーケリングも更に絶好調!!
と、そうはやすやすとは、
問屋が卸してくれません。

初回の緊張感と、足がつかないという恐怖感で、
活動が停滞・・・(*_*;

そんな訳で休憩の時、チョッとテコ入れ・・・
以降はだんだん慣れて来て、
明日の2回目に期待が高まります。

実は、スノーケリングも
今回、担当が変わりました。
自分が信頼して推薦した、
水辺の活動のプロフェッショナルのこんちゃんでしたが、
イメージと実際とでは、やっぱり状況が違うので、
きっと戸惑ったと思いますが、
次に繋げてくれるレベルの持ち主なので、
課題も多く見つけて、改善してくれるでしょう。

この日の夜は満天の星空―。
暫く灯りも落として、星空を見上げました。
解説なんてなくっても、この星空は圧巻です。
流星も幾つも流れて、ゆっくりと、しっとりと、
贅沢な星空タイムを満喫できました。

こういう時間の使い方ができるから、
キャンプは楽しいんだと思います。

さあ、明日は海を満喫できる「海洋の日」
しっかり寝て、英気を養おう!!

写真は全て交流会のスナップです







2015/09/06 20:21:00|活動報告
やまなし少年海洋道中 2015レポート2 開村の日

8月2日の朝も、素晴らしい日の出となりました。
先発隊も、既にBCの受け入れ態勢は、
バッチリ整いました。

昨日は、非常に道路が渋滞していたらしく、
無事に船に乗れたのかどうか、確認が取れないまま、
連絡が無いのは大丈夫な証拠だと、
朝の8時過ぎに、底土港へ向かいました。

大抵は、9時ごろの着岸になるので、
暫く待つつもりでいたのですが、
海がとても凪いでいたせいなのか、
自分たちが着いた時には、
既に橘丸が、目前まで来ていて、
順調な航行であった事が伺われました。

さて、果たして本隊は、無事に来ているのか!?
自分たち以外にも、島に来た人達を出迎える方達が、
たくさんいらっしゃっていました。

デッキから、先ずは記録担当の指導者が、
カメラ片手に降りて来ました。
昨夜、すっかりごちそうになった、
八丈のお母さん、O田さんも来てくれました。

「おーい!!」
揃いのTシャツを着た子供達が、
次々にデッキから降りて来ました(^v^)
見ればとても元気そうで、
船酔いしたって子も、居ない様でした。

早速、島の教育委員会の方々が主催してくれた、
「歓迎セレモニー」が、始まりました。
教育長様から、歓迎の言葉を戴き、
これからずっと期間中お世話になる、
八丈島の担当スタッフのメンバーさんにもご挨拶、
「よろしくお願いしまーす!!」
抜ける様な八丈ブルーの空の下で、
いよいよ今年も、海洋道中が始まるのです。

歓迎セレモニーの後、
朝食を済ませて、いざ、BCへ歩いて向かいます。
今年は初めての指導者も多い事もあって、
昨年と同じく、自分が先導して歩きました。

もう風は南国、太陽はギラギラで、
歩くだけでも、汗が吹き出しますが、
いつもの道をBCまで、
ほれ、頑張れと、歩かせます(*^_^*)

およそ30分歩いて、ついに着いたBCですが、
休む間もなく、直ぐに期間中のマイホームとなる、
テントアップの作業に突入です。

ところで、今年のキャンプでは、
テントサイトも、昨年までと少し変えてみました。
いつもは、ここにテントを張る様にと・・・、
ほぼ固定のテントサイトでしたが、
今年は、サイトについては、ほぼ一緒なものの、
テントを設営する場所については、
班ごとに自由にレイアウトを考えて貰う事にしました。

かまどの位置、食事をするタープの位置も含めて、
班のメンバー全員で考えて、カウンセラーも一緒に、
全員で『愛しのマイホーム』を、創り上げるのです。

そして、例年このテントアップに時間を費やしてしまい、
結果、以降のプログラムがバタバタになり、
振り返りをする時間が確保できないという課題が、
ずっと、繰り返されて来ていたので、
「チェンジ」の、一環として、
今年は、食事用のテーブルと椅子については、
ビールケースをご用意戴いて、
それを有効に使う事で、時間短縮を図りました。

結果、少しテントとテントの間が近すぎないか―。
とか、ペグに誰かつまづきはしないか―。とか、
そんな心配の声も少しあったのですが、
それは、子供達を信じて、このままいこうと決めました。

結果、各テントサイトは、予定時間内で全て完成し、
明るいうちに、夕食も後片付けも完了して、
この日のメインプログラムである、
「開村式」も、時間通りに始める事ができたのです!!

しっかりリハーサルもできたので、
「開村式」は、とてもスムース。

赤々と燃える団長さんが掲げるトーチから、
「友情」「交流」「連帯」「奉仕」「開拓」の、
5つの火を各班の班長さん達が、分火して戴いて、
それを一つの「村の火」にまとめて、
「世界でいちばん小さな海洋道中村」
が、うまれました。

見上げれば満天の星に天の川・・・
この子達なら、絶対にこのキャンプは成功する!!

そう確信できた開村の日となりました。

さあ、明日からも、でっかい体験が盛りだくさんです。
目一杯、八丈島を満喫して、
目一杯、感謝できるキャンプにしよーぜー!!

写真は上から
1枚目
さあ、ついに八丈島に上陸!!
「歓迎セレモ二ー」に、キャンプの期待が高まります

2枚目
みんなで協力してテントを建てます。
これはいわゆる「棟上げ」の、行程

3枚目
段々その姿を現して来たテントサイト

4枚目
かまどだって、手作りです。
でも、「どろんこ遊び」って、楽しいよね(笑)

 







2015/09/06 7:59:04|活動報告
やまなし少年海洋道中 2015レポート1 プロローグ

大変お待たせしてしまい申し訳ありませんでした。
やっと、今年度の海洋道中の、
ご報告ができる準備が整いましたので、
本日から、順次レポートさせて戴きます。

さて、先の出発前の記事で、
今回の海洋道中の目標は「チェンジ」だと、
お伝え致しました。

子供たちが、自ら考えて、行動する。
そして日々の活動をしっかり振り返り、次に繋げる―
そんなキャンプにしたいとも、お伝えしました。

終わって、早や一カ月が経とうとしている今、
その様なキャンプになっていたかどうか、
子供達に、お金では絶対に買う事のできない、
大きな大きな「お土産」を、渡す事ができたかどうか・・・
このレポートから、汲み取って戴けたら嬉しいです。

さて、自分(タイソン)と、
チーフカウンセラーを任せたこんちゃん、
そして、事務局のあおさんの3人は、
先発隊として先に、島に上陸しました。

本隊が山梨を発つ日(8月1日)、自分たちは、
ベースキャンプ(以下BC)の環境を整えて、
そして、子供達が様々な体験を行う、
八丈の各地を、下見に回ったりして居りました。

その日の早朝、
我々がBCを張る垂戸から、
素晴らしい日の出を見る事ができました。

まあるい、でっかい太陽が、
水平線から昇って来ると、
海をオレンジ色に染め上げました。

その素晴らしい朝に、
先発隊の3人は目を奪われ、
ずっとそのサンライズを見つめていました。

神々しく、美しく、昇って来る太陽は、
このキャンプの成功を、祈ってくれている様でした。

明日には、子供達が島にやって来ます。
彼らの「でっかい体験」を、
全力で支えよう!!支えたい!!!
きっと、3人とも同じ気持ちだったと思います。

あの素晴らしい日の出は、
まさに、これから繰り広げられるキャンプの、
成果―。に、向けての、
序章(プロローグ)だったと、思います。

その朝日の美しさを、
拙い写真ではありますが、ご覧ください。







2015/07/30 7:30:00|その他
13回目の八丈の夏はどうなる!?

また、海洋道中の夏がやって来ました。
今年からの自分の役割は、
なんと、ヘッドカウンセラー!!
責任のある立場となり、いい緊張感もあり、
春から、準備を進めて来ました。

ボランティアリーダーの依頼から、人選、
研修会の企画と実践―
思えば、5人のリーダーがなかなか決まらなくって、
焦ったり、悩んだり、
でも、誰でも良いって云う仕事ではないので、
人選には細心の注意を払いました。
その甲斐あって、参加してくれる事になったメンバーは、
とても頼りになる、心強いメンバー達です。

更に、チーフカウンセラーと云うポジションを新設し、
心から信頼している仲間に、
その役割を担って貰う事にしました。

「チェンジ」を、掲げた今年からの海洋道中―。
子供たちが、自ら考えて、行動する。
そして日々の活動をしっかり振り返り、次に繋げる―
そんなキャンプを目指します。

さて、自身としては、13回目の八丈島となります。
今年も先発隊として、7月31日から行く事になりました。
ベースキャンプ地の環境を、
きちんと整えて本隊を迎えます。

さあ、今年は一体、
どんなドラマが待ち受けているのでしょうか!?
いつもの八丈よリ更に、
ワクワク、ドキドキ、そわそわしています。
事前研修は大成功だったので、
そのまま頑張ってくれることでしょう!!

是非、八丈で頑張る山梨の中学生達を、
ブログを通して応援してあげてくださいませ!!

尚、例年の通り、
期間中は、全ての通信手段が閉ざされますので、

お問い合わせなどがある方は、
お問い合わせフォームから、ご一報下さい。

島から戻ってから、ご連絡申し上げます。

さあ、新たな一歩を踏み出す13回目の八丈へ!!

行って参ります!!

写真は、全て昨年のもの

上から

50人の子供達の夢を乗せてやって来る「橘丸」

サバイバル 海に向かってVサイン 南原千畳岩付近

離島の日 全員で記念撮影








2015/07/27 0:57:42|その他
遅ればせながら報告です・・・汗  其の十 水族館で締めくくり

実習の最後を飾るのは、
今年も上越の水族館の見学でした。

普段は見る事ができない、
水族館の裏側を見せて戴くバックヤードツアーに、

ペンギンショーで、かわいいペンギンたちに、
ごはんのアジを食べさせてあげたり、

水槽の魚たちに癒されたり・・・

やっぱり、水族館って楽しいです。