いよいよこの垂戸のベースキャンプを、 閉める日がやって来ました。 今日は閉村の日です。
この日の朝の集いは、 「閉村式」と、して行われ、団旗を静かに降納しました。 お世話になったかまどを土にかえすため 食事も火を使いませんでした。
ベースキャンプ最後の日も、 暑い夏空の下での、撤収作業となります。 少し気の早い子供達が、 この後、お土産を買う為のお金まで、 大きなリュックに仕舞ってしまった子がいて、 大仕事を前に、気の緩みが見えました。
こういう時に、 直ぐに気合を入れてくれる人が居たのも、 今年の海洋道中の特徴です。 「最後までしっかりやろう」 子供達のスイッチが、再び切り換わりました。
暑さをもろともせず、各班の撤収作業は進んでいきます。 それに煽られる様に、 指導者の作業も、ピッチがあがっていきました。 コンテナの中に、隙間なく収まったキャンプの備品―。 長い歳月と、八丈島との絆を感じる量です。
午前中には、ほぼ全ての作業を終えて、 お昼を食べたのも、もしかしたら初めてかもしれません。
ベースキャンプは明らかに、 来た時よりも美しくなりました。子供達も、 きっと感謝しながらテントを仕舞った事でしょう。
そして、午後はふるさとタイム―。 島に行くのをサポートしてくれた家族に、 友達に、先生達に、島のお土産を買い、 温泉で、7日間の汗を洗い流すのです。
団を、前団と後団に分けて、 お土産とお風呂を楽しみます。
島で我々の為にバスまで用意して下さって、 それぞれ連れて行ってくれるのですが、 嬉しいのは、バスの運転手さんまで、 自分たちの事を知って居て、 喜んで我々を運んで下さるのです。
そして、今夜歌うあの歌を、 運転手さんも、 そのお姉さんも知っているんだそうで、 「あの歌、大好き!!」って、 おっしゃってくれました。
我々が、今日まで島で体験して来たことの全てが、 歌詞になってる「あの歌」です。
どっさりとお土産を買いこみ、 さっぱりと、少しだけ、 良いニオイになった子供達が、 最後の夜を過ごす、三根の公民館に揃いました。
ここでは、子供達を推薦して下さった、 各校の校長先生に宛てて、 子供達は、絵葉書を書きました。 そして、夜のさよならレセプションに向けて、 各班ごとに、スタンツの練習をしたり、 荷物の整理をしたりと、 島での残り少なくなった時間を、 無駄にしない様に過していました。
2年ぶりの「焼きそばパーティー」 最後まで、食欲は衰えないのも若い証拠(*^_^*) 続いて、お待ちかねの八丈太鼓の始まりです。
海洋道中OGアヤパンマンは、 もうすっかり島の太鼓叩きに成長し、 難しい「下打ち」も、こなすまでになっていて、 もう、子供達のアイドルです。
「六人会」の、力強い太鼓に酔いしれ、 何人か子供達も、共演させて戴きました。
楽しい夜は、どんどん時間が進みます。 レセプションの第二部は、 各班のスタンツの披露!!
どの班のスタンツも、 とっても趣向が凝らしてあって楽しかったですし、 改めて、やっぱり、 リーダーの事、イチバン大好きなんだなあ・・・。 って、ジーンとします。
4班は、リーダーのものまねを披露してくれましたが、 これが似てるのなんの(爆) 見てるんですよねぇ!! もちろん、リーダー達も、 お礼のスタンツを返しましたとさ・・・ 「トゥース!!」(by かっちゃん)
そしてそして、フィナーレは、 やっぱり「あの歌」 海洋道中「愛のテーマ」です。
♪♪ 僕たちは忘れないあの日々を
仲間と過ごした八丈の夏―♪♪
全員で肩を組んでの大合唱
♪♪ 団旗はためくベースキャンプ
垂戸に残した青春 夢の跡・・・♪♪ 仲間と過ごしたあの夏の日々・・・
明日は、この八丈島ともお別れです。 が、実は、台風14号が近づいて居りました―。
果たして、明日は、無事に帰れるのでしょうか―
写真は上から
スタンツの打合せをする5班 いっぱつ、一発・・・(*^_^*)
やきそばを頬張る1班 ○っしー、食べ過ぎちゃう?
八丈太鼓も打たせて戴きました。 |