ついに今年も師走―。 あっという間に駆け抜けようとしています。 で、当方が非常勤講師として指導に行っている、 妙高の国際自然環境アウトドア専門学校(i-nac)で、 後期のカリキュラムが進められて居り、
当方が担当している、2つの「水辺」授業も、 先日11月26日をもって、終了致しました。 一つ目は、「水辺環境学」これは、 日本の水辺の自然と関わり、保全や保護をする為に、 知っておきたい知識や、魚と漁業の関係、 更に法律についての知識などを学ぶ授業です。
後期の前半戦は、相棒の先生が担当され、 外来種問題等についても学んできました。
当方が担当分として、最初に行ったのが、 先ずは「魚」を、知ろう!! と、云う事で、その進化や、分類、 そして、魚の体のつくりについて、 講義とワークショップで進めてみました。
ワークショップでは、 今や環境教育の手法として、広く知られている 「ちりめんモンスター」と、 「煮干しの解剖」の二つのワークショップを、 やってみました。
ちりめんモンスターでは、 ちりめん干しの中に潜む、モンスター(他魚種など)を、 探してみたり、普段はダシくらいにしか使わない、 カタクチイワシの煮干しを解剖し、 えらの形や、内臓の構造について観察したり、 やりはじめたら、集中して取り組んでくれましたよ(笑) こういった手法で魚をしっかり見たのは初めてです―。 と、感想をくれました。
一方、もう一つの授業は、 「水辺の環境教育学」です。
海辺や水辺も、環境教育のフィールドとしては 使わない手はないよ―。って、事で、 当方が取り組んでいる「エコフィッシング」の、 プログラムを使い、先ずは、 このプログラムの主旨や、活動の経緯などを伝え、 更に、毎年恒例となっている 「釣ったつもりでお魚料理」の、次回授業に向けて、
そこで振る舞う、メニュー決めに取り組みました。 そして今回、学生達がチャレンジしようと決めたのは、 旬の「鰤(ぶり)」を、使った、しゃぶしゃぶと、 サンマのかば焼き、それから、2名の保育学科からの 受講者も居るので、この二人には、 「子どもが喜びそうなお魚料理」と、云う事で、 魚肉ソーセージを使ったメニューを一品考えて―。 と、云うお題を出し、 キューリやチーズやプチトマトをピックで刺して 可愛らしいピンチョス料理と決まりました。
食材と、役割分担を決め、 次週はいよいよ本番です!!
さあ、美味しいお魚料理、たのんだよ〜!!
写真は上から 1枚目 チリモン探しに夢中です(笑) 2枚目 細かい作業なのに集中してます煮干しの解剖 3枚目と4枚目 黒板に次週に作るレシピと食材を書きだしました。 「ぎょぎょっとピンチョス」とは!? |